LOX-indexとは

動脈硬化の進行から将来の脳梗塞、心筋梗塞の発症リスクを予測できる新しい血液検査です。 動脈硬化は自覚症状がないまま進行し、ある日突然脳梗塞・心筋梗塞を発症してしまう怖い病気です。LOX-index®は、血液中の酸化変性LDLとsLOX-1を検査することで将来の脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクを評価する血液検査です。 

 

LOX-indexが高いと

動脈硬化の進行する可能性が高く、血管が詰まることが原因で引き起こされる疾患である脳梗塞・心筋梗塞が将来的に発症するリスクが高まります。 　
・LOX-indexが高い方の『脳梗塞』のリスクは3倍 『心筋梗塞』のリスクは2倍にもなります。

 

他の検査との比較では

動脈硬化に起因する疾患は、発症までこれといった症状が出ない事が予防及び治療を遅らせる原因となっていましたが、LOX-index®は、動脈硬化の初期の段階でも分かるため、将来のリスクに備えて早期に様々な予防策をとることが可能になります。

 

このような方に検査をお勧めします

・高血圧、脂質異常症、糖尿病に罹っており、動脈硬化が気になる方
・将来の脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクが気になる方
・40歳以上の方
・ご家族に脳梗塞・心筋梗塞に罹った人がいらっしゃる方
・肥満気味な方
・タバコを吸っている方

検査方法は？

約2mlの血液を採取するだけの検査なので、時間はかかりません。
健康診断の際にオプションとして追加することもできますし「この検査だけ行ってみたい」方も是非どうぞ。お問い合わせ、ご予約は電話にて賜っております。

検査結果が分かるまでは2~3週かかります。結果が戻りましたらご来院いただき、医師から説明やアドバイスをさせていただきます。（検査費用にはこの際の再診料も含まれております)

 

当院では、その他各種遺伝子検査や、軽度認知障害（MCI）スクリーニング検査も行っております。こちらも是非ご利用下さい。